顎関節症について

顎関節症とは、あごの関節を原因としたさまざまな症状を引き起こす病気です。顎を支える筋肉のバランスが崩れると、頭痛・首の痛み・肩こり・腰痛など、全身に影響が及ぶことがあります。口を開ける時に音がしたり、口を開けづらくなったり、何もしていないのに顎が痛むという場合は、顎関節症の疑いがあります。
顎関節症には、様々な原因が考えられますが、力を入れる必要のない日常の場面で歯を食いしばったり、睡眠中に歯ぎしりをしている人は要注意です。顎の周りの筋肉を緊張させることにより無理な力が関節にかかることで、顎関節症になる可能性が高まります。
ナイトガード

当院では、歯ぎしりや食いしばりによる歯のすり減りや、歯にかかる極度の負担を抑えるために、「ナイトガード」を治療に取り入れています。接触が激しいスポーツなどでは口腔内の怪我の防止のために使用されることもあります。
患者さんの歯型をとり、オーダーメイドで作製します。ナイトガードには硬さの違うハードとソフト、厚みも1㎜、1.5㎜、2㎜があり、無色透明です。患者様の歯型を採り、オーダーメイドで作成しています。また、顎関節症の症状緩和や症状の悪化防止のためにも、この「ナイトガード」が有効です。